「マリオはゲームの世界で何回“死んだ”のか、真面目に計算してみた:『WIRED』US版調べ」の写真・リンク付きの記事はこちら
これまでの歴史のなかで「特別な瞬間」があるとすれば、1981年7月9日は、まさにそんな記念すべき日だった。この日、任天堂からアーケードゲーム機『ドンキーコング』が発売され、口ひげのある小さなキャラクター「ジャンプマン」が世界にデヴューしたのである。誕生と同時に「繰り返される死」も始まったお人好しなジャンプマンは、ひとつだけシンプルな才能を持っていた。「ジャンプする」ことである。ジャンプマンは、ゲーム名の由来となっているゴリラの悪党が投げつける樽を飛び越え、“戦場”となる工事現場で鉄骨を横切り、駆け抜ける火の玉を跳び避ける。捕らえられた愛するプリンセスを助けたい一心で、彼はひたすらジャンプ、ジャンプ、ジャンプする。しかし彼がジャンプをするのは決して「生きる」ためだけではない。1981年7月9日、この日は同時に、彼が「死を開始」した最初の日でもあるのだ。しかも、何度も、何度も。『ドンキーコング』は、発売されたその年に6万ドル(約675万円)のセールスを記録した。プレーヤーはゲームセンターで『ドンキーコング』専用のゲーム機に25セントコインを投じるたびに、3回の貴重なジャンプマンの命を授かるわけだが、これがなかなか続かない。『ドンキーコング』史上最強のプレーヤーであるビリー・ミッチェルは、こう表現する。「標準的なドンキーコングだと、1分ももちません。これは極めて無慈悲な行為です」かつてジャンプマンと呼ばれたキャラクターは、のちにマリオへと名を変えて人気者になった。その生誕36周年を祝おうと考えるうちに、『WIRED』US版はこんな疑問にたどり着いた。「結局のところ、マリオは何回死んだのだろう」──。「スーパーマリオ」シリーズは通算4億本以上が売れたマリオは200以上ものゲームに登場した。慈悲深い任天堂は一連のシリーズのなかで、この愛すべきイタリア人配管工に永遠の救済をもたらした。そこで『WIRED』US版は、「スーパーマリオ」シリーズ(1985年の『スーパーマリオブラザーズ』と20本のオリジナルゲームを含む一連のゲーム作品で、この翌年に発表された『スーパーマリオオデッセイ』も含む)に的を絞り、真面目に計算してみることにした。表にまとめてみたところ、このシリーズは多少の誤差はあるものの、総計4億2,823万本のゲームソフトを売り上げたようだ。しかし、いざマリオの「死」の推定回数を計算しようとすると、泥沼にはまる。1時間にマリオが何回“死んだ”のか、また1回のゲームにどれだけの時間が費やされたのか、どうやって見積もればいいのだろう。レヴェルによって変わる難易度は、どのように考慮すればいいのだろうか。例えば難易度のレヴェル、スキルレヴェルの段階、何人のプレーヤーが参加しているのか、ユーザーは何回ゲームをして、何回勝つのか、そして何度ゲームに再挑戦したのか──などである。この素朴な疑問を投げかけたのは、『WIRED』US版が最初ではないだろう。酒を飲んだ夜、バーの近くにあるアーケードゲーム機の傍らで「マリオって結局何回死んだんだ?」と問うた経験は、誰にでもあるはずだ。Googleでざっと検索してみると、最低でもひとりのReddit投稿者は260億回マリオは死んだと推定しており、ほかにも100億回と投稿されていた。数字に1桁以上の違いが出てくることはないと仮定しても、このふたつではずいぶんと差がある。そこで我々はみなさんに問いたい。「何が正しい数字なのか」と。さらに根本的な質問のほうがいいかもしれない。「この謎は、どのようにして解けばいいのだろうか」と──。『WIRED』US版はこの作業の手始めとして、まずゲーム名とそれぞれの推定売上数のリストの作成に着手するが、機能的な方法論を考案するために、是非ともみなさんの提案を取り入れたいと思っている。真夏のおふざけだと思わないでほしい。これは「生と死の問題」として考えてもらいたいのだ。販売本数:
スーパーマリオブラザーズ(1985):4024万
スーパーマリオブラザーズ:The Lost Levels (1986):265万
スーパーマリオブラザーズ2(1988):746万
スーパーマリオブラザーズ3(1988):1,728万
スーパーマリオランド(1989):1,814万
スーパーマリオワールド(1990): 2,061万
スーパーマリオランド2(1992):1,118万
スーパーマリオワールド2:ヨッシーアイランド(1995):412万
スーパーマリオ64(1996):1,191万
スーパーマリオサンシャイン(2002):631万
NEWスーパーマリオブラザーズ(2006):3,080万
スーパーマリオギャラクシー(2007):1,272万
NEWスーパーマリオブラザーズWii(2009):2,990万
スーパーマリオギャラクシー2(2010):767万
スーパーマリオ3Dランド(2011年):1,117万
ニュースーパーマリオブラザーズ2(2012):1,109万
NEWスーパーマリオブラザーズU(2012):562万
スーパーマリオ3Dワールド(2013):547万
スーパーマリオメーカー(2015):389万
スーパーマリオラン(2016):1億5,000万DL
販売合計: 4億2,823万本/DLRELATED「Nintendo Switch」端末をハンズオンレヴュー──デザイン、品質の向上が著しい

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