さらに掘り下げて解説すると、シャープはモバイル向けの「倍速」表示技術で、他社より大きく先行している。例えばアップルは、最新タブレットのiPad Pro 10.5インチモデルでようやく倍速液晶を導入したが、シャープは2015年秋冬モデルからスマートフォンに導入していた。シャープは同技術の製品化で、1年半以上リードしているというわけだ。

昨今のスマートフォンのカメラは、画素数を抑えるのがトレンドだ。これは1画素あたりの受光面積を増やし、多くの光を捉えて、ノイズを減少させることを狙ったものだ。

対するAQUOS Rは、タッチパネルと相性のいいIGZOの特性を活かし、タッチパネルの感度調整を徹底的に最適化したことで、画面についた水滴による誤動作を軽減。水滴と指を高度に判別し、多少水滴が画面にかかっても、ストレスなく操作ができる。実際に小雨などで試してみたが、水滴を拭わなくてもらくらく動作してしてしまう。ここは目立ちにくいが、とても便利だった。


▲本体の側面には指を掛けられる「峰」が設けられており、角の曲面で消失する(2枚目写真の左側)……という、金型を含め手間ひまのかかるデザインだ


▲東京にあるオブジェ「新宿の目」をアップで撮影。素材感を伝えるのが難しい、年季の入ったガラスのディテールなどもしっかりと表現している

また驚いたのは、思い切った接写(マクロ撮影)ができること。つまり被写体に思いっきり寄ってもピントを合わせることができる。

露出オーバーを示すゼブラパターン表示もバッチリ。オートでは失われてしまう微妙なニュアンスを「追い込む」ことができる、実用的なフルマニュアルとなっているのだ。

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