震度7を記録した熊本地震を受け、茨城県内では15日、支援の動きが本格化した。県は、県トラック協会と連携して被災地への支援物資の搬送を開始。昨年9月の東日本豪雨の被災地、常総市も物資をトラックに積み込み、トラックは熊本県に向かった。被災地から被災地へ-。同市には水害の際に全国から得た支援の恩返しをしたいという思いが底流にある。支援の輪は今後も広がりそうだ。

 県の職員らは支援物資を備蓄している倉庫のある県西地区防災活動拠点(筑西市横塚)で、毛布3千枚、ペットボトルに入った飲料水計3千リットル、簡易トイレ5千個を2台のトラックに積み込んだ。トラックは熊本県消防学校(熊本県益城町)に向かって出発。16日正午ごろに到着する予定。

 県防災・危機管理課の神原剛史主任(32)は「茨城県は東日本豪雨による水害で県外から多くの支援をいただいた。そのお礼の気持ちも込めて支援物資を送りたい。被災された方は突然のことで困ることが多いと思うが頑張ってほしい」と話した。

 高杉徹市長は物資の積み込みに立ち会い、「余震が続いているので十分注意して、頑張ってほしい」と被災者をおもんぱかった。熊本市の大西一史市長には電話で激励したという。益城町に関しては秘書課と連絡が取れた。

 一方、常総市は青少年の家(同市大生郷町)に備蓄していたペットボトルの飲料水計4200リットルと、3種類の容量の給水袋計約2千枚を大手運送業者のトラック2台に積み込み、熊本市と益城町に送った。熊本市への物資は県民総合運動公園陸上競技場に、益城町は役場に届けられる。

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