川風に吹かれ、悠々と―。高知県高岡郡四万十町十和地域に、恒例の「こいのぼりの川渡し」が登場した。新緑に映えた色とりどりの約500匹が四万十川上空を舞い、訪れた人の目を楽しませている。「奥四万十博」の関連行事で、5月21日まで。

 川の両岸を往復1・3キロのワイヤでつなぎ、青や赤、緑などカラフルなこいのぼりを結んだ。目玉は、奥四万十博用に特注した体長12メートルの大型2匹。四万十町町十川のこいのぼり公園には、寄贈されたフラフ7枚も飾った。

 5月3、4日には、こいのぼり公園で、地場産品販売や体験イベントなどの「よってこい四万十」(午前10時~午後3時)も開催する。問い合わせは、四万十町十和地域振興局(0880・28・5111)へ。

 地域おこしに生かそうと十川体育会(松元昭夫会長)が1974年に始め、43回目。川渡しの先駆けで、全国から毎年30~40匹が寄贈されている。

 公園の対岸の展望台(標高180メートル)も観覧ポイントで、初の四国旅行中に夫婦で訪れた小泉澄子さん(62)=横浜市=は「憧れの四万十川を泳ぐ姿は圧巻です」と夢中でシャッターを切っていた。松元会長は「雄大な自然の中で泳ぐこいのぼりを、思い思いに楽しんで」とPRしている。

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