今週も先週に引き続き、「パナマ文書」につきまして、私見たっぷりにお話ししたいと思います。

正直言えば、BVIを使ったスキームは10年前トレンドであり(それ以前は、ケイマン諸島)、同じように、表沙汰にこそなりませんが情報漏洩が何度も起きたシンガポール同様、ここ最近のBVIは、理解がある人たちに率先して使われるタックスヘイブンではありませんでした。それゆえ、事実上「弁護士に丸投げ」している人たちがよく利用することになりまして、結果、このスキームで安易に儲かる&危険を孕むのは、その間に立つ人々となります。

実は、このスキームを日本人も多く使っており、直接パナマの法律事務所とやりとりする人は滅多におりませんが、香港の金融関係や弁護士事務所を通じて、カリブ海のオフショアにペーパーカンパニーを設立する人は相当数いまして、僕の友人知人にも何人もいます。そこには日本の大企業だけではなく、日本の芸能事務所なども含まれます。

残念ながら、取材依頼には一切お答えしていません。なぜなら、後述しますが本件で日本の芸能界の重鎮の名前が出てきた途端、なかったことにするのが日本のテレビ局だからです。ええ、モチロンただの妄想ですよ。

その「人とカネのハブ」を法律的に取りまとめるのが弁護士事務所で、そのひとつが、今回事件の発端となった「モサックフォンセカ」でして、そしてペーパーカンパニーを設立するのは、パナマではなくBVI(英国領バージン諸島)なのです。なぜなら、BVIなら無税だけでなく、決算の必要もないからです。

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