オルビスは、山梨県甲州市の荒廃した森林を里山に再生する取り組み「甲州市・オルビスの森」プロジェクトで、同社従業員のボランティアらが4月9日に植林を実施した。ヤマザクラ、ソメイヨシノなどの苗木を植えた。活動は2012年から10年計画で展開している。同社は、ポーラ・オルビスホールディングスのグループ企業で化粧品開発・販売を手掛けている。

 10年間にわたって植林や間伐下草刈りなどを行い、生物多様性の高い天然林と木材生産を重視した人工林が混在する森をつくる。これによって、経済効果をもたらすとともに再生を繰り返す森を目指す。オルビスは環境に配慮した商品開発を推進すると同時に、2002年から山梨県で森林保全などの環境活動を続けている。

 甲州市・オルビスの森は、東京ドーム約21個分にあたる広さ約100haの市有林を人と森をつなぐ里山に再生させるプロジェクトだ。2011年1月にオルビスと同市が整備・保全の協定を結んで2012年4月に始めた。レジャー施設の建設が予定されていたものの、計画の中止で放置され、荒廃が進んだ場所を対象にしている。

 今回の植林には、全国のオルビス商品販売店「オルビス・ザ・ショップ」に勤務する多くのビューティーアドバイザー(販売員)や家族など約120人が参加した。地元で造園業を営むボランティアから指導を受けながら、100本の苗木を植林した。従業員たちはヘルメットをかぶり、真剣な表情で高さ2m近い苗木を植えていった。

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