医学博士の米山公啓氏によると、人間は低カロリーの食生活のほうが長寿遺伝子のスイッチが入るようにできている。牛や豚、鶏などの肉は高カロリーのように思えるが、実は脂質に比べるとカロリーの比率は低く、長寿遺伝子が活発化しやすいという。

 それを裏付けるように最近発表されたのが静岡県の調査結果だ。同県は2013年の健康寿命が73・9歳で山梨県に次ぐ全国2位。県内の100歳以上の老人26人(男性6人、女性20人)に聞き取り調査したところ、73.1%が肉を毎週3日以上食べていると答えた。

「長生きのためには粗食が一番。肉はコレステロールがたまるのでダメ」――。つい数年前までこんな説をよく聞いた。肉を避けて、魚と野菜を食べれば長生きできるというのだ。ところが最近は老人にとって肉は大切な食材という考え方が広がっている。

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