中谷元・防衛相は同日午前の記者会見で「将来の戦闘機開発のため、必要な技術力の確保にメドをつける重要な意義がある。航空機産業全体の技術の革新、他分野への応用にも期待できる」と述べた。

 X2は、レーダーに探知されにくいステルス性能や、小型で高出力のエンジンや機動性の高さが特長だ。三菱重工業やIHIなど200社以上が開発に参加し、開発費約400億円で2009年度に試作を始め、14年に機体組み立てを終えた。エンジン試験などを経て、今年2月から名古屋空港で地上滑走試験を重ねてきた。

 次世代戦闘機の開発に向けた国産初のステルス実証機「X2」が22日午前、愛知県営名古屋空港(豊山町)から航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)へ初飛行をした。防衛装備庁によると、有人ステルス機の飛行成功は米国、ロシア、中国に次ぎ4カ国目。

 この日は午前9時前に離陸して長野県や岐阜県の上空を飛び、約26分後に岐阜基地に着陸。防衛装備庁は今後、岐阜基地を拠点に飛行試験などを繰り返し、次世代戦闘機にX2のステルス技術を採用するかどうかを18年度までに判断する。

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