富山県は二十一日、北陸新幹線開業から一年間の県内への経済波及効果が四百二十一億円(速報値)だったと発表した。

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 県の委託を受けた北陸経済研究所(富山市)が調査。来県者の増加に伴う効果と、開業で企業の設備投資が活発化したことによる効果の合計で算出した。

 設備投資の効果は、企業側が新幹線開業を投資理由として公表している分だけで約二百六十七億円に上った。

 石井隆一知事は記者会見で「かなり大きな効果があり、幸先の良いスタートが切れた。気を引き締め、新たな発展につなげたい」と語った。 (豊田直也)

 来県者数は推計で前年比四十九万四千人増。この効果は約百五十四億円で、研究所が開業前に予測した百十八億円を三割近く上回った。内訳は、来県者の消費による直接的な効果が百一億円。土産品などの原材料調達の増加による効果が三十一億円、雇用増加による効果は二十二億円と見込んだ。

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