下関市本庁舎新館1階に登場した美術展示ケース=5日、同庁舎

 山口県下関市は、本庁舎新館1階に本格的な美術品専用展示ケースを設置した。庁舎に美術品を展示する自治体は増えているが、美術館レベルの設備を設けて展示する例は珍しいという。
 ケースは、幅2.6メートル、高さ2.35メートル、奥行き1.1メートル。気密性を高め、内部に空気中の水分を吸放出して湿度を調節するパネルを装備。ガラス面には紫外線を防止するとともに、反射を抑え見やすくする低反射機能を持つフィルムを貼っており、博物館や美術館で文化財を展示・収蔵するのと同等の仕様となっている。ボートレース企業局が収益金を生かした文化支援事業として約430万円掛けて設置した。
 第1弾として、「近代日本画の祖」と称された狩野芳崖の「朝陽遊牧図」などを展示し、今後は市立美術館の企画と連動させた展示を行っていく方針。【もぎたて便】(2016/04/20-08:00)

下関市本庁舎新館1階に登場した美術展示ケース=5日、同庁舎

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