こうした中で、2010年10月1日、独立行政法人東金九十九里地域医療センターが設立され、東千葉メディカルセンターの開院に向けて本格的に準備が開始された。設置場所の山武・長生・夷隅医療圏は、医療サービス不足の千葉県の中でも、単位人口当たりの医師・看護師数が際立って少ない。この地域は、高齢化の進む過疎地域であり、都会から看護師が就職のために移住してくる可能性は低い。結果として、少ない看護師を地域の病院で奪い合うことになった。

安房医師会病院は24時間365日の救急で医師が疲弊し、医師不足に陥った。2008年、社会福祉法人太陽会に経営移譲し再建。銚子市立総合病院は393床を有していたが、医師の給与引き下げを契機に、日本大学が医師を引き上げ、結果として、2008年9月30日、病院運営を休止した。

崩壊が顕在化する前の2003年、老朽化した県立東金病院を廃院にして、山武郡市広域行政組合を設立主体とする九十九里医療センターを新設する構想が持ち上がった。400床の規模で、救命救急を担おうという計画だった。

●東千葉メディカルセンター設立の背景

看護師が集まらず、2016年度中の全面開院を見送らざるを得なくなった。ベッド数を増やせなかったため診療収益が増やせず、2015年度資金が4億3800万円不足、2016年度も上半期だけで7億円の不足が見込まれる。このため、千葉県と東金市、九十九里町が12億円を追加支援し、不足の穴埋めをする。

●地方独立行政法人東金九十九里地域医療センター評価委員会(2016年2月5日)

4年目や7年目に黒字になるように、適当にアチコチの数字を当てはめた結果みたいだね。

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