17日付英紙フィナンシャル・タイムズの1面。習近平国家主席がオバマ前米大統領と並んで歩く写真とプーさんとティガーが歩く姿を組み合わせた画像を並べて紹介している=ロンドンで17日、三沢耕平撮影

 2013年には、習氏がオバマ米大統領(当時)と並んで歩く写真と、プーさんが友人のティガーと歩く姿を組み合わせた画像が拡散。14年の安倍晋三首相との会談の際にも、習氏をプーさん、安倍首相をロバのイーヨーにみたてて風刺した画像が広がった。15年には、パレード車に乗る習氏の写真と、おもちゃの車に乗るプーさんを混ぜた画像が登場。AFP通信によると、この画像は中国でこの年に最も検閲されたものだったという。

当局、検閲強化か

 くまのプーさんは1926年に英国で発表された児童小説。60年代にディズニーでアニメ化され、世界に広まった。同紙によると、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」などで17日現在、「プーさん」という表現を使った一部の投稿ができなくなった。「違法コンテンツ」とのエラーが表示され、プーさんの画像が削除されたケースもある。英メディアは、指導部の2期目がスタートする秋の共産党大会を控える中、当局が習氏のコミカルな描写に敏感になり始めたと伝えている。

 【ロンドン三沢耕平】中国のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上で、くまのプーさんに関連した投稿の削除が相次いでいる。17日付の英紙フィナンシャル・タイムズが伝えた。中国のネット上では、数年前から習近平国家主席とプーさんの体形を対比する投稿が相次いでおり、当局が検閲を強めたとみられる。

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