日本臓器移植ネットワークは23日、神奈川県内の病院に頭部外傷で入院中の6歳未満の女児が22日午後10時24分、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。 6歳未満の脳死判定は平成22年の改正移植法の施行後、6例目。15歳未満の脳死判定は12例目。 移植ネットによると、女児の心臓は国立循環器病研究センターで10歳未満の女児、両肺は岡山大病院で10歳未満の女児、肝臓は慶應義塾大病院で40代男性、膵臓(すいぞう)は藤田保健衛生大病院で30代男性、腎臓は虎の門病院分院の40代女性と北里大病院で50代男性にそれぞれ移植される予定。 家族は小腸の提供にも承諾したが、医学的理由で断念された。摘出手術は23日午後に行われる予定。 女児は20日昼、入院先の病院で「脳死とされる状態」と判定された。両親が臓器提供について説明を希望したため、移植ネットと都道府県のコーディネーターが病院に行き説明。両親ら家族4人の総意で提供を決断した。 18歳未満の子供は虐待が確認された場合は臓器提供ができないが、移植ネットは「虐待がないことを確認した」としている。 家族は「私たち家族は考え抜いた揚げ句、まだまだこの先、希望を持って未来に向かって進もうとしていたこの子にとっても、このような体になってしまいましたが、最後まで人の役に立てるならとの思いがありました」と話したという。

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