一方で都は、海外出張経費の妥当性を検証する内部の検討会を設置した。6月末までに結論を取りまとめる。【川畑さおり、飯山太郎】

 これに対し、上田知事は15年度の北京出張で上限額を下回る1泊2万3000円のホテルを利用した。埼玉県によると、資料が残る過去5年度分の海外出張の宿泊費は全て上限額を下回り、多くで随行職員と同ランクの部屋に宿泊した。

 15年度の知事の海外出張経費総額(随行職員の経費含む)は都が約5686万円で3県の約2.2〜7.7倍。3県知事は飛行機の座席がビジネスクラスなのに、都は知事がファーストクラスで、一部職員もビジネスクラスを利用している。

 神奈川県の黒岩祐治知事も英国出張では上限額以下の1泊3万2200円。12日の定例会見で「効果が期待されるから、いくらでも使っていいということはない」と批判した。

 舛添知事は今月12〜18日の米国出張で随行職員を昨秋のロンドン・パリ出張より4人減らして15人とし、一部職員の宿泊先は廉価なホテルにした。ただ、自身の宿泊は全て会議室付きスイートルームで5泊計73万5600円(条例の上限は5泊計20万1000円)。飛行機もファーストクラスを2度、ビジネスクラスを1度使い、自身の旅費総額は298万5650円だった。

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