熊本地震の発生以降、情報テクノロジーが現地でどんな役割を担ったのだろうか? 熊本出身の外村 克也氏に現地の様子を伝えてもらった。

 少なくとも、無料でじゃんじゃん安否確認をしようと意気込んでいる人は、一人もいなかった。そうした点から、LINEや楽天への頭からのバッシングには、わずかながら違和感を覚えている。少なくとも、結果の見えないうちから「するべきではない」と正論で切り捨てるのではなく、のちに検証をしたうえで今後に役立てて欲しいと思う。

 東日本大震災のときに比べて格段に違うのは、情報伝達のスピードだ。筆者の周囲では、固定電話はもちろん携帯電話などの音声回線は断続的にしかつながらず、実家の家族につながるまでに翌朝までの時間を要した。それに引き換え、ネットは飛行機が着陸した4月14日22:05以降、途切れることはほとんどなく、家族や現地の友人との連絡もLINEやFacebookといったSNSツールで行うことができた。

 一方、災害後の熊本や福岡では、頻繁にキャリアの災害掲示板サービスのCMが流れているが、筆者の周囲では使っている姿を見ることがなかった。

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