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合同署名式で撮影に応じる松本小川町長(中央左)、足立東秩父村長(同右)ら=1日、小川町

 埼玉県小川町と東秩父村は、両町村で受け継がれる伝統産業の和紙が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことを受け、それぞれ11月27日を「和紙の日」に制定した。この日の前後に、和紙の文化や産業を広く発信するイベントなどを開き、地域の活性化にもつなげるのが狙いだ。
 両町村が6月議会でそれぞれ条例を定め、施行日の7月1日に松本恒夫町長と足立理助村長が合同署名式を行った。
 両町村の細川紙は約1300年の歴史があり、丈夫なのが特長。かつては商家の大福帳やふすま紙などにも使われていた。島根県浜田市の「石州半紙」、岐阜県美濃市の「本美濃紙」とともに、「日本の手漉(てすき)和紙技術」として、2014年11月27日に無形文化遺産登録が決定。登録日を「和紙の日」として定めることにした。
 小川町の松本町長は「かけがえのない貴重な財産を後世に伝えるためには、町民全員が誇りを持ち、和紙の歴史と文化の価値を認識することが重要。国内外への情報発信など、地域振興に寄与するさまざまなことを実施したい」と強調。東秩父村総務課も「イベントなどを通じて、和紙産業の発展と文化を継承する起爆剤としたい」と期待している。(2017/07/18-10:34)

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