市は14年度に設置した有識者らでつくる活用検討委員会から「引き取り手を募ることを求める」との提言を受け、譲渡を決めた。

 行橋市は市庁舎横の同市民会館(同市中央1丁目)敷地内に展示している1936(昭和11)年製造の蒸気機関車(SL)を無償譲渡する団体を公募している。老朽化が進み、維持管理や完全修復に多額の費用がかかることが理由。市では本年度中に64年開館の市民会館も解体される予定で、昭和の時代を象徴した建物や遺物が市街地から姿を消そうとしている。

 市は、旧国鉄OBらで構成する九州鉄道OB会行橋支部に管理や補修を委託。2014年度まで、同支部有志が年2回、補修を続けてきたが、近年は車体の腐食など老朽化が進んだ。市の試算によると、完全修復には数千万円の費用がかかるという。

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