19日、サンティアゴで、記者団に語り掛けるチリのピニェラ前大統領(中央)(AFP=時事)

 【サンパウロ時事】南米のチリで19日、任期満了に伴う大統領選挙が実施された。候補者8人全員が当選要件の得票率5割に満たなかったため、中道右派「チレ・バモス」のセバスティアン・ピニェラ前大統領(67)と中道左派「新多数派」のアレハンドロ・ギジェル上院議員(64)の上位2人による決選投票が12月17日に実施されることが決まった。
 中央選管によると、開票率約90%でピニェラ氏は約37%、ギジェル氏は約23%の票をそれぞれ集めた。ロイター通信によれば、ピニェラ氏は投票後、記者団に「われわれは、より良い時代を導く正しい道を歩んでいる」と述べ、返り咲きに自信を示した。
 ビジネスマンとして成功を収め、チリ有数の大富豪であるピニェラ氏は、市場重視の経済政策や無駄な歳出の削減などを公約。現バチェレ政権の穏健な社会民主主義路線の継続を目指すジャーナリスト出身のギジェル氏は、地方分権の推進や強大な大統領権限の縮小などを主張している。(2017/11/20-10:03) 【国際記事一覧へ】 【アクセスランキング】

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