政府は、秋以降に国内で開催が予定される世界の女性指導者らを招くシンポジウム(女性版ダボス会議)か、保健・医療に関する12月の国際会議に合わせて招く考えだ。

 政府は、国連のグテレス事務総長を年内に日本に招請する方向で調整に入った。来日は今年1月の事務総長就任後初めて。国連事務局トップの来日で国連との関係を深め、日本が推進したい国連安全保障理事会改革の機運を高める狙い。安倍晋三首相らが会談し、国連の邦人職員数を増やすよう働き掛ける見通しだ。外交筋が13日、明らかにした。

 日本は常任、非常任理事国を拡大する安保理改革を主張。グテレス氏は国連改革の必要性を認めているため、前進を期待している。首相は、貧困や飢餓の撲滅を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」など国連の取り組みに積極的に貢献する政府の立場も伝える構えだ。

 外交筋によると、グテレス氏は7月、米ニューヨーク国連本部で会談した岸田文雄前外相からの来日招請に、前向きな意向を示していた。

 2016年から18年の国連通常予算のうち、日本の分担率は9.68%で米国に次いで2位。外務省によると、国連事務局で働く邦人の正規職員(専門職以上)は16年6月末時点で78人と2.62%にとどまっている。首相は、グテレス氏に増員検討も求める考えだ。〔共同〕

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